【第1弾】J.S.バッハ:パート1【作曲家これだけはシリーズ】

作曲家図鑑

ピアノを学習するならばこの人を無視することはできない、ヨハン・セバスティアン・バッハ。この記事では読者の皆さんの触れるクラヴィーア作品を中心にして、バッハの一生と作品を簡潔にまとめます。

※作品はおおよその作曲年代が判明している一部のものをピックアップしています。年代などの修正情報があればコメントお待ちしております
※書き手が少々ふざけております

生誕~学校卒業まで (1685-1702)

1685年3月31日、バッハは、中部ドイツの小都市アイゼナハの宮廷音楽家である父、ヨハン・アンブロジウス・バッハのもとに末っ子として生まれた。幼い頃より音楽が身近にある環境にあったバッハは10歳頃に相次いで両親を亡くした後、南ドイツのオールドルフに住む兄、クリストフ(教会オルガニスト)のもとに引き取られ、音楽の基礎を学びはじめる。

オールドルフの街並み(「川口バッハハウス」より)

この時、兄さんが南ドイツ系の楽譜を持ってたんだけど絶対見せてくれなかったんだよね。でも南ドイツの作曲家の音楽なんてどうしても見たくて仕方がなかったからさ、兄さんが寝た後に夜な夜な月明りの下でよ?半年もかけて写譜したのよ。健気でしょ。まあその後見つかっちゃって全部没収されたんだけど・・・

音楽に対して子供の頃から情熱的で真面目だった様子がうかがえる。

1700年、15歳のバッハはオールドルフを去り、北ドイツのリューネブルクに移る。聖ミカエル教会付属の学校の給費生となり、聖歌隊員に採用されたのだ。実はこの合唱団、ドイツ中から応募がくるほどの競争率だったようで、バッハはこれに自身の音楽の才能でパスする。

Wikipedia「聖ミカエル教会」より

しかしバッハはこの時点で15歳。変声期を迎えたバッハはヴァイオリン・ヴィオラや通奏低音楽器を演奏するようになった。またほど近いハンブルクにはオペラ劇場もあったりと、10代の時点で鍵盤楽器、声楽、弦楽器、劇場音楽に触れていたという事実はバッハの今後の創作において重要なポイントだろう。

卒業後、金銭的に余裕のなかったバッハは大学進学ではなく、就職の道を選んだ。

就職~ブクステフーテとの出会い(1703-1706)

バッハはその後、ヴァイマルの小さな宮廷楽団に半年所属し、ヴァイオリンやオルガンを演奏したのち、同年にアルンシュタットの教会オルガニストとなった。

当時20歳のバッハはここで4週間の休暇を要求し、リューベックに出掛けた。北ドイツ楽派のブクステフーデの芸術を一目見たいと思ったのだ。

「音楽の森」作曲家:ディートリヒ・ブクステフーテ より

当時60代のブクステフーデの半音階や不協和音の積極的な使用、大胆な転調を用いた演奏はたちまち若きバッハを魅了した。

ありがたいことにブクステフーテさんも僕を気に入ってくれたみたいで、「次の聖母マリア教会のオルガニスト(当時のブクステフーテのポスト)にならないか?」って言ってくれたほどなんだ。いやあ楽しかったなあ!楽しすぎて4週間のつもりが3か月も休職しちゃったよね笑

さて、楽しい休暇から帰ってきたバッハ。

結局3か月もブクステフーテの下で陶酔していた。帰ってきたバッハはもちろん注意を受けた他、ブクステフーテの影響を受けて「耳慣れない」前衛的な音楽を演奏したため、教会(職場)の仲間や非難を受けることとなる。しかもバッハの自由奔放な行動はこれにおさまらない。女人禁制となっていた場に堂々とガールフレンドを連れてきてしまったことも相まって、段々と居心地が悪くなった。

ここまでで、地元の中部ドイツ、兄を通して南ドイツ、そして今回の旅行などで北ドイツの音楽を吸収し、音楽的土壌を整えたバッハ。彼はは新天地を求めた。

この時期のクラヴィーア作品

・前奏曲(幻想曲) ハ短調 BWV921(1703-1717)
・5つの小前奏曲 BWV939-943(1703-1720)
・フーガ イ短調 BWV947(1703-1710)
・フーガ イ長調 BWV949(1703-1710)
・カプリッチョ『最愛なる兄の旅立ちに寄せて』 BWV992(1704頃)
・カプリッチョ ホ長調『ヨハン・クリストフを讃えて』 BWV993(1704頃) など

ミュールハウゼン時代(1707-1708)

1707年の夏、片田舎のアルンシュタットより少し都会のミュールハウゼンの教会オルガニストにバッハは採用された。同年には遠縁のマリア・バルバラと結婚し、7人の子どもが生まれる。

まあ全体的に裕福とは言えない生活だったかな、子どもも多いし。短い曲作って売ったりとかも全然してたよ。なんかわからないけど職場で対人トラブル起こしちゃったり、上との摩擦があったりでしょっちゅう転職してたからさ。みんなも今よりちょっとでも待遇のいい職場見つけたらそこ行くでしょ?

パート2へ続く…

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